キャバ嬢の給料は?年収ってどれくらい?色々調べてみました

なりたい職業ランキングで10位以内にランクインし、話題になったキャバ嬢。実際、手っ取り早く稼ぐためにキャバ嬢の仕事をしようと考える女性も少なくないようです。  しかし、給与体系はお店によってまちまち。また、見た目ほど楽でないのもキャバ嬢の仕事の特徴です。  キャバ嬢の平均給料や年収、キャバ嬢で稼ぐためにはどうすればいいのかなど、キャバ嬢を目指す人のための情報を集めました。

キャバ嬢の給料

 キャバ嬢が貰う報酬には、いくつかの種類があります。

固定時給制

 指名がなくても、1時間あたり2000~3000円の時給が貰える制度です。お店に入りたての新人キャバ嬢は、固定のお客さんがまだついていないので、固定時給があると助かります。  ただし、適用されるのは新人である間だけと思っていた方がよいでしょう。

スライド式時給制

 指名が取れるようになってくると、指名の数が増えるにつれて、時給に反映されることがあります。例えば、指名50本を超えると時給が1000円アップするというシステムです。  指名が増えるにつれ、ポイントを加算していき、ポイントに応じて報酬がアップするというやり方を取っているお店も多いようです。

指名料バック

 指名された場合、1本につき指名料がバックされるシステムを取っているお店が多いです。フリーで来店したお客さんに気に入られ、その場で指名されるのが「場内指名」。なじみのお客さんが出来、固定客になってくれると「本指名」となります。   まずはヘルプで入って、お客さんから場内指名を貰い、本指名へ繋げていくことで、お給料もアップしていきます。

売上バック

 指名されたお客さんの売上から、何%かを報酬として加算するシステムです。ボトルを入れてもらったらボトル料金のバックがあったり、同伴バックがあったりと、お店によってシステムや比率が異なります。  要は、キャバ嬢が頑張ってお客さんにお金を遣ってもらえばもらうほど、キャバ嬢にも見返りがあるというわけです。

給料から引かれるもの

 頑張って稼いだとしても、お給料がまるまる手に入るわけではなく、そこから幾らか引かれた金額が、最終的な報酬になります。

①源泉徴収

 給与の1割程度の額が、税金として差し引かれます。個人が支払うべき税金を、お店が代わりに払ってくれるというシステムです。きちんと確定申告をすれば、払い過ぎた分は戻ってくる可能性があります。

②ヘアメイク料金

 お店に専属のヘアメイクさんがいたり、お店と契約している特定のサロンがある場合があります。そこでヘアメイクをしてもらうと、ヘアメイク料金が取られます。自己負担額はお店によって異なります。無料のお店もあります。  そうしたシステムがない場合、ヘアメイクはセルフでするか、自分でサロンを見つけてやってもらうか、どちらかになります。サロンだと1回につき2800円前後の料金がかかることになり、これは勿論自腹です。

③貸ドレス代

 まだ経験が浅くドレスを自前で用意することが出来なくても、お店で借りることが出来ます。1回につき料金を徴収するお店もありますが、無料のお店もあります。

④送迎代

 閉店後は、お店のドライバーがキャストを自宅まで送ります。その送迎代がキャストのお給料から引かれます。

⑤雑費・厚生費

 お店によっては、送迎代や貸ドレス代などをひっくるめて「雑費」または「厚生費」と称して給料から引いているところもあります。  

⑥罰金

 遅刻や欠勤などにペナルティとして罰金を課すお店も多いです。また、売上が悪い場合、給料が減額される場合もあります。  以上が差し引かれた金額が、一か月のお給料として貰えることになります。

キャバ嬢の月収・年収

 気になる月収ですが、大体28万円~40万円ほどが、キャバ嬢の平均的な月収のようです。35万円程度のお給料を貰っているキャバ嬢が多いと考えてよいでしょう。もちろん、指名客を大勢抱えた売れっ子キャバ嬢になると、100万前後を余裕で稼ぐ人もいます。が、そんな人は一部です。  年収となると、300万円~600万円あたりが相場です。もちろん、年収1000万円超えのツワモノもいます。そうした一部の高額所得者が平均額を押し上げているので、多くのキャバ嬢は300~400万円くらいの年収と考えてよさそうです。  キャバ嬢の仕事は、メイクやドレスなど、細々した出費も多いので、お給料はかつかつで貯金も出来ない、といったケースもよく聞かれます。

キャバ嬢の仕事内容

 キャバクラでの仕事は、「お店に来たお客さんと楽しくお酒を飲む」ことです。  具体的には、 ①話し相手になる ②お酒を作って出す ③グラスを拭く ④灰皿交換をする ⑤テーブルの掃除  という内容になります。特別な技術は必要ではないので、人と接するのが苦でなければ、誰でも出来る仕事と言えます。  ただし、キャバ嬢として稼げるようになるためには、指名を取らなければなりません。複数いる女の子の中から、自分一人を気に入って指名してもらわなければいけないわけです。また、お客さんがどんどんお金を遣うほど、自分の報酬もアップします。お客さんをいい気持ちにしてあげて、楽しくお酒を飲んでもらえるにはどうすればいいか、そこを考えるキャストが、指名を取れるキャストになれるのです。  そのため、 ⑥電話での営業 ⑦同伴・アフター  などの営業活動も必須になります。電話営業は、ほとんどの場合自分の携帯を使用するので、電話代は自腹です。 また、同伴やアフターは、美味しいご飯を奢っては貰えますが、その分の時給は発生しません。特にアフターは、お酒が入ったお客さんがなかなか帰ろうとしなかったりするので、嫌がるキャバ嬢も多いです。 が、長い目で見て、お客さんの来店率が上がり、売上のアップにも繋がるので、同伴・アフターをノルマとしてキャストに課しているお店も多いのです。  

稼げるキャバ嬢になるためには?

 お客さんのお酒の相手をするだけの楽な仕事と思われがちですが、キャバ嬢として稼げるようになるためには、様々な工夫が必要です。

①よい店を選んで専属になる

 お店選びはとても大切です。まず、お店の立地条件によって、客層や客単価が大きく異なります。稼ぐためには、やはり大都会の繁華街を選ぶべきです。  キャストが働く条件も、お店によって大きく異なります。キャストを大事にして、売れっ子になるためにバックアップしてくれるお店もあれば、店の利益だけを考えるようなお店もあります。  入ってみなければ分からない点も多いですが、合わないと感じたら、お店を変えるのもひとつの手です。他のキャストやお客さんと仲良くなって、普段から色々と情報を仕入れておくとよいかもしれません。

②女を磨く

 お客さんは、「若くて綺麗な女の子と楽しくお酒を飲みたい」という欲求を満たしに来店します。たくさんいる女の子の中から、自分一人を選んでもらうためには、やはり外見を磨くということも大事です。  稼げるキャバ嬢は、自分を綺麗に見せるため、ヘアメイクが有料でも、必ずプロに任せると言います。素人とプロでは、仕上がりが全然違うからです。セルフでヘアを作る場合は、自分の顔と骨格をよく見て、合うスタイルを研究しましょう。盛り盛りの派手髪にするキャバ嬢も多いですが、必ずしも男性受けがよいわけではありません。落ち着いた雰囲気を好むお客さんも大勢います。大事なのは、他のキャストに合わせるのではなく、「自分に一番合ったスタイル」を見つけることです。  メイクも大切な要素です。夜のお店では、ナチュラルメイクだと顔が引き立たず、地味すぎて浮いてしまいます。それなりにはっきりとパーツを目立たせるメイクが必要になります。かといって、盛り過ぎると、けばけばしくなってしまいますので、下品にならないよう注意しましょう。  「女を磨く」とは、外見だけではありません。「いい女だな」と思ってもらえるよう、中身もブラッシュアップさせていきましょう。

③気配り

 お客さんがついてくれるかどうかは、ズバリ、「気配り上手」かどうかにかかっています。  お客さんは、女の子と楽しく会話するために来店します。基本的に、話したがりと思っていいでしょう。テンポのよい会話には、適当なタイミングで「うんうん」とか「そうなんだ」など、相槌が必要です。特に意味はなくても、「あなたの話すことをちゃんと聞いていますよ」というサインになり、話す方も気持ちよく話せるものです。  もちろん、笑顔は基本中の基本。わざとらしく笑う必要はありませんが、口角は常にきゅっと上げておきましょう。  会話の相手になりつつも、お客さんをよく見て、タイミングよくお酒を勧めたり、灰皿を交換できるようになると、指名を取れる率もアップしていくはずです。

④個性を売り込む

 キャバクラには、たくさんのキャストがいます。その中から「この子がいい」と選んでもらうためには、他のキャストと違う個性を打ち出さなければなりません。  売れるキャストは、自分の強みを知っています。他のキャストにない自分の持ち味を研究し、その長所を生かすよう努力するのです。  欠点を気にして、それを直そうとする努力は、人としては大切なことですが、平均的になってしまい、かえって目立たなくなってしまうこともあります。それよりは、自分の長所を伸ばす方向で考えましょう。  スタイルに自信があるなら、それを最大限に引き立たせる衣装を選びましょう。容姿に自信がなくても、トーク力でお客さんに覚えてもらう方法もあります。キャバクラに来るお客さんは、大抵お酒を飲める女の子が好きなので、アルコールに強ければ大きな強みになるでしょう。地方出身なら、訛りを交えてトークするのもアリです。  自分で自分のキャラを設定し、それになりきって演技するタイプのキャバ嬢もいます。なりきれるならOK。ですが、嘘を交えると大概見抜かれますので、盛りすぎは禁物です。  ともかく、他のキャストにない、自分だけのカラーを打ち出すことです。「面白い子だな」「また話したい」と思わせることが出来て初めて指名に繋がるからです。  それさえ出来れば、どんどん指名を増やし、お店のNo.1になるのも夢ではありません。

キャバ嬢の仕事のデメリット

 キャバ嬢は、うまくやれば高額の報酬を稼ぐことが出来る仕事ですが、デメリットも少なくありません。  キャバ嬢の仕事を選ぶ場合は、デメリットもよく考えた上で決めることをおすすめします。

①副業だとばれることも

 昼は本業で働き、副業としてキャバ嬢の仕事をする人もいます。美容師やネイリストなど、本業でまだ十分な収入を得られない人がやることが多いようです。  会社勤めのOLの場合、副業禁止の会社なら、ばれてしまう危険性もあります。お店にもよりますが、給与として支払った金額をもとに市民税が課されるので、会社に通知されるからです。  副業としてキャバ嬢の仕事を選ぶ場合は、他の人に知られてもリスクがないかどうか、よく考えて選びましょう。

②年齢の幅が狭い

 キャバ嬢の年齢層は20~23歳程度です。年齢制限はないので、続けようと思えば続けられますが、24歳を過ぎたあたりから指名が減り、25歳くらいで辞めていくケースが最も多いようです。  短期間と決めて、しっかり稼いだのちに独立する人もあれば、年齢層が高めのクラブホステスへと移る人もいます。 いずれにしても、何年も続ける仕事ではないと思っておいた方がよさそうです。

③転職時に不利になることも

 他の職種に転職する場合、キャバ嬢をやっていたという経歴がマイナスになることもあります。  キャバ嬢も立派な接客業ですが、水商売を下に見る風潮があるのは事実です。後々固い職種に就くつもりがあるなら、軽い気持ちでキャバ嬢をやるのは辞めておいた方がいいかもしれません。

④見た目よりもキツイ仕事

 座ってお酒を飲んでいるだけと思われがちなキャバ嬢の仕事ですが、楽をして稼げる仕事はこの世には存在しません。同伴やアフターで時間を取られたり、連日の飲酒で肝臓に負担をかけたりと、ハードなことも多いのです。  また、基本的におさわりは禁止ですが、お酒が入って、キャストの身体に触れようとするお客さんもいます。上手に交わす方法を身に着けるのも、夜の世界で働く女性の必須テクニックですが、ストレスから身体を壊し、お店をやめていくキャバ嬢も少なくありません。  稼ぐためには、それなりの覚悟が必要です。

まとめ:将来のビジョンを持って仕事を選ぼう!

 いかがでしたか?  うまくやれば、会社勤めのサラリーマンの何倍もの給料を稼ぐことも出来るキャバ嬢の仕事ですが、見た目ほど楽な仕事ではありませんし、デメリットも少なくありません。  しかし、自分の店を持つ、海外に留学するなど、目的を持っている人が短期間で稼ぐには、効率よく稼ぐことに出来る仕事と言えそうです。  すべては自分次第。目標を持って頑張り抜く自信がある人なら、キャバ嬢の仕事を経験してみるのもいいかもしれませんね。

 

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