スナックはキャバクラほど店の規模も大きくないことが多く、お店の女の子の客の争奪戦も激しくありません。しかし、おみせによってはアフターや同伴のシステムがあることもあり、スナックとは言えアフターが全くないとは言えません。
しかし、基本的にはスナックではアフターを自分から積極的にやっていく必要はないかも知れません。今回はスナックのアフターの実態と必要性、起こりえるリスクについて紹介します。
スナックでのアフターは必要性が少なめ
スナックはキャバクラやクラブと同じように女性のホステスが場を盛り上げる役割をしています。やはり、お客様の席についたり、カウンターで接客することで盛り上げることになるため、お客様との距離が近くなり、アフターなどに誘われる可能性はあるようです。
キャバクラやクラブでは女性スタッフ、つまりキャストやホステスの魅力や営業によって男性客が来店することとなり、お客様の来店に貢献したと考えられるキャストやホステスは「指名」として時給とは違った歩合のようなお給料を得ることができます。
ところがスナックでのお客様の求めるものは、単なるホステスの女性的な魅力だけでなく、その店の雰囲気や店を取り仕切るママやマスターとの信頼関係などが大きくなります。
そのため、そこで働く女性スタッフも同伴やアフターなどの個人的なアプローチをこちらから仕掛ける必要性は少なくなるようです。
スナックのアフターは飲みなおし感覚で
規模の小さいスナックのアフターは、「アフターしよう」と声をかけるお客様も店の常連さんであったり、ママやマスターが良く知っている人だったりします。そのため、キャバクラやセクキャバのような下心丸出しの誘い方をするお客様は比較的少ないと言えそうです。
アフターに出向く人数も、ホステスとお客様一対一ではなく、複数のホステスとお客様グループのワイワイとしたお付き合いになることも多くなります。スナックの閉店時間まででは物足りないからもう少し飲みたいというお客様につきあった飲みなおしの2次会のようなイメージとなります。
アフターをしたくないなら指名のないスナックを
アフターを女性ホステスが積極的に行うのは、自分の人気をアップさせて指名や同伴などをしてくれるお客様を増やすためです。通常でそういったシステムが利用されているのはキャバクラやクラブなどですが、スナックでも同じようなシステムを取り入れている場合もあります。
そんなスナックであれば、ホステス同士の競争もキャバクラ同様にありますし、気に入られるためにアフターも必要となるでしょう。
ナイトワークで高めの時給や副業の充実を求めてはいても、それ以上の稼ぎを願わない人やバリバリ争って稼ぐほどの気持ちがない場合には、指名制度などのないスナックを選んだ方が安全です。
基本的に規模の小さいスナックでは昔ながらの常連さんをお客様にしながらのんびりと経営していることも多いので、キャバクラのようなシステムはありません。反対に同伴してもらったり指名を受けてもそれに対するバックがないこともあるので注意が必要です。
規模が小さく、女の子の少ないお店を選ぶことでスタッフ同士の競争を避けて、ムリにアフターをしなければいけない状況にならないようにすることができます。
店の客層やスタッフの関係を知るためには、スナックで勤めようとする場合でも体験入店のように店の雰囲気を知る機会を得ることは必要かもしれません。
スナックのアフターで注意したいリスク4つ
スナックでは基本的にママやマスターなどの店の中心人物が表に出て接客を行うため、店内では目立ったリスクはないと考えられます。キャバクラなどのような大きな箱では隠れておさわりをする人もいますが、小さなスナックではそういったリスクも少なくなります。
アフターのお誘いも、ママやマスターの手前しにくく、アフターに行くことになった場合にも女の子のバックにはママやマスターがいると思っているお客様は下手な手出しはしにくいものです。
しかし、新規のお客様や若い男性客などではそういったマナーやママ、マスターの目を気にすることなくアフターに誘うこともあります。こうした場合には一対一になることで男性の下心を顕著に表すこともあり、迫られたり体を触られたりと言ったことも起こりえます。
スナックの常連さんのアフターでは酔客に注意
スナックはママやマスターなどの人柄を好んで来店する人が多ければ多いほど、アフターの安全度も高くなります。確かに男性客には若い女性に対しての下心はあるでしょうが、ママやマスターとの関係を大切にしているお客様であれば比較的安全と言えそうです。
ただし、酔いが回ればその分理性も弱くなりますので、酔っ払ってからの一対一のアフターは控えた方が良いかも知れません。
アフターで指名争いをするスナックも
基本的には指名争いや女の子同士の競争も少ないスナックですが、女性スタッフの多い店や規模が大き目のスナックの場合には、キャバクラと同じくらいの争いが水面下で行われている可能性もあります。
そういった場合には同伴やアフターで自分の人気を上げておきたいと思うため、スナックでもお客様の気をひくためにアフターを積極的に行う場合もあります。
こうした職場では自分も多少はお気に入りを増やしておきたいため、アフターに誘ったり誘われた場合には断らずに参加することになりそうです。
簡単にアフターを受けると舐められるかも
スナックに遊びに来ているお客様の中にはアフターにほいほい付いて来るホステスを軽いと思っている人もいるようです。また、そういった目で見ている人も多いので、安易にアフターに着いて行くことで相手にスキを見せることになるかも知れません。
一度くらいは断る、たまにしか受けないなどのバランスを考えた方がよいかも知れません。
スナックでもエッチ狙いのアフターには注意
スナックはキャバクラやクラブ、セクキャバなどと比べたらアフターで危険な目に遭うことは少ないと言えるでしょう。また、アフターのお誘いも少ないと言うことも多いでしょう。
しかし、なかには誘いをかけてくる男性もいますし、自宅やホテルなどに誘おうと思っている人もいるものです。そういった人たちにも店に来てもらうのも仕事の一つなので、自分で行きたくない場合や危険を感じた場合には上手くかわして程よく距離を保つようにしましょう。
スナックなどの飲み屋で働いている女性と一夜限りの関係を持つことは少なくないことですか。
たとえお酒が入っていても、上手に断られるのが当たり前でしょうか。
「結局は関係を持ちたいのか!」と憤慨する気持ちもあるでしょうが、勘違いしている男性は多く、夜更けの雰囲気に押されて「誘ってもいいのかな」と思ってしまうようです。
スナックでのアフターは安全性が高いけど・・・
アフターでは男性客から性的なアプローチを受けやすいと考えられていますが、スナックのアフターでは客層さえ選べば安全なことも多くなります。
スナックの雰囲気や傾向からもアフターや同伴、指名で男女のドロドロとした関係は少ないので、店外でのお客様とのお付き合いを避けたい人はスナックとの相性も良さそうです。ただし、中にはキャバクラと同じような雰囲気のお店もあるので、店を見極めることも大切です。