無理は禁物!アルコールに弱い人が気をつけるべき5つの点

大学のサークルや会社など、飲み会が親睦を深める場になっていることも多々あります。アルコールに弱い人にとっては、あまり嬉しくないことかもしれませんね。
しかし、アルコールに弱い体質は、決して珍しくはありません。お酒が強い人を持ち上げる風潮も一部にありますが、単なる体質の個人差に過ぎません。アルコールに弱いことを、恥ずかしく思ったり、気兼ねしたりする必要は全くないのです。
飲み会は、無理をしてお酒を飲まなくても、楽しく参加することはいくらでも出来ます。お酒に弱い人が知っておくべき情報と、お酒との上手なつきあい方についてご紹介します。

日本人はお酒に弱い民族


ひと昔前は、「飲みニケーション」などという言葉もあったように、日本社会では何かとお酒がコミュニケーションツールとして使われる機会が多いですよね。が、実は、世界的に見ると、日本人は体質的にお酒に弱い人が多いのです。
アルコールを摂取すると、胃腸から肝臓に運ばれ、アセトアルデヒドという物質に分解されます。このアセトアルデヒドの毒素が、二日酔いの原因になるわけですね。
アルコールからアセトアルデヒドへ分解するときにはたらくのが、アルデヒド脱水素酵素という酵素です。アセトアルデヒドが低濃度のときにはたらくALDH2と、高濃度にならないと機能しないALDH1とがあるのですが、日本人には、このALDH2の活性が弱い体質の人が44%程度いると言われています。このうちの4%は、酵素がそもそも存在せず、アルコールを分解する能力がありません。
つまり、日本人のうち半数近くの人が、「お酒が飲めない」または「お酒に弱い」体質を持っているのです。
ちなみに、この酵素の活性は遺伝子によって決まっているので、生まれ持った体質は一生変わることはありません。

「飲めば飲むほど強くなる」のは本当


お酒に弱い体質は変わらないのですが、アルデヒド脱水素酵素は、飲んで代謝を繰り返していくうちに、活性が高まっていく性質を持っています。要は、お酒に対する耐性がつくわけです。「最初はすぐ酔っ払っていたけど、飲んでいるうちに酔わなくなってきた」と感じるのは、この耐性によるものです。
しばらく飲まずにいると、この活性が下がるので、元通りお酒に酔いやすくなります。
アルコールを分解するときにはたらく酵素にはもう一種類、チトクロームP450=CYP3A4という酵素もあります。これは肝臓の中に存在し、アルコールの代謝が追い付かなくなるとヘルプで出てきて、代謝を促進します。この酵素も、飲めば飲むほど活性が高まりますので、アルコールを常飲している人ほど強くなっていくわけです。
しかし、「お酒が弱いから、飲んで鍛える」という考え方には注意が必要です。
元々お酒に弱い体質なのに、酵素の活性を高めるということは、それだけ身体に負担をかけているということです。
また、肝臓には、体内に侵入した毒物を分解するという重要な役割があります。そもそもCYP3A4も、薬物の代謝に利用される酵素です。
そのため、本来お酒に弱い体質の人が、無理をしてアルコールを常飲していると、薬の服用が必要になったとき、効きにくかったり、副作用が出る恐れが生じることもあります。無理をするのはやめておいた方がいいでしょう。

そもそもアルコール=毒物と心得よ


飲むと気持ちよくなり、ストレスを解消してくれるアルコールですが、身体にとっては毒物ともなり得る危険な飲み物です。 煙草同様、「飲酒は百薬の長などではない。百害あって一利なし」と断じる専門医師もいます。
お酒とつきあうには、飲酒によるデメリットをよく理解することが大切です。

①肝臓への負担

お酒を飲むと、肝臓でアルコールが分解されることは、皆さんもよくご存知でしょう。
「肝心要」という言葉があるように、肝臓は人体にとって非常に重要な役割を果たす臓器です。食べたり飲んだりするたびに栄養素を分解し、骨や筋肉、肌などを健康に保つはたらきをしています。
そこへアルコールの分解が加わると、通常の業務に加え、常に残業を強いているような状態になります。連日飲酒をする人は、肝臓にとっては超ブラックな雇い主も同然です。
苛酷な業務に耐えかねた肝臓は、脂肪肝やアルコール性の肝炎などを起こしますが、ほとんど自覚症状がありません。異変に気づいたときには、重篤な肝障害を引き起こしていることもしばしばです。「沈黙の臓器」と呼ばれる所以です。
脂肪肝や肝炎クラスなら、お酒を減らすことで対処が可能ですが、肝臓がんや肝硬変になると、もう元の状態になるのは不可能です。

②酸化

酸化とは、身体の中で活性酸素が増える現象です。活性酸素は本来、身体をウィルスなどから守る役割を持っていますが、増えすぎると細胞と結びつき、活性を鈍らせます。老化や生活習慣病の原因となるので、活性酸素のはたらきをいかに抑えるかが、健康のカギとなります。
お酒の飲み過ぎは、活性酸素を増やすとして知られています。アルコールを常飲している人は、知らないうちに、自ら老化を促進させてしまっているのです。

③糖化

ビールやワインなどに含まれる糖質は、摂り過ぎると中性脂肪を増やすとして知られていますよね。実は、それだけでなく、余分な糖分は「糖化」と呼ばれる現象を起こします。糖化とは、摂り過ぎた糖分とたんぱく質が結びつく現象です。
糖化を起こした細胞は硬くなり、弾力を失います。肌のコラーゲンが糖化を起こすと、しわやたるみが増え、肌の色がくすんでしまいます。また、血管が糖化すれば、固く脆くなって、動脈硬化の原因となったりします。
アルコールを摂ると、スナックやピザなど、さらに高カロリーで糖質・脂質が過剰なおつまみが進んでしまうのも、糖化を促進させる要素となります。

④自律神経への影響

お酒は夜に飲む人が多いですよね。中には、寝酒として欠かさずアルコールを摂取する、という人も少なくありません。
ところが、寝る前のアルコールは、睡眠に悪影響を及ぼします。アルコールで麻痺すると、速やかに眠りに就くことは出来ますが、眠りが浅くなり、覚醒が早くなります。
また、夜になると自律神経のはたらきで自然と眠くなるようになっていますが、アルコールを常飲していると、眠気を誘うホルモンの分泌が減少します。結果、アルコールがないと眠れない体質になってしまうのです。
アルコールの摂取で得た眠りは、質がよくないので、長い目で見ると、やはり健康には悪影響と言わざるを得ません。

⑤依存性の強さ

お酒とつきあう上で、最大限注意しなければならないのは、その依存性の強さです。アルコールは、実は非常に依存性が強い物質です。煙草をすっぱりやめた人でも、お酒はなかなかやめることが出来ない、とよく耳にしませんか?
アルコールは常飲すると、徐々に耐性が出来ていくのは、既に述べた通りです。酔うのに多くの量を必要とするようになるため、次第に摂取量が増えます。
元々アルコールに弱い体質なのに、段々と飲めるようになった人というのは、実は依存症になる危険性がもっとも高いのです。本当は医療機関で治療するレベルなのに、自覚していない「アルコール依存症予備軍」は、全国に数百万人程度はいるだろうと言われています。
アルコールの常飲には、以上のようなデメリットがあります。いずれも、健康に決して軽くない影響を及ぼします。
これらのデメリットと引き換えにしても、お酒を飲まなければならない理由があるでしょうか?
一度、よく考えてみてくださいね。

お酒と上手に付き合うための5カ条


健康を守るためには、お酒に弱くてむしろよかった!と捉えるのも、ひとつの考え方です。弱いなら弱いなりに、週に1~2度にとどめるか、飲み会のときだけにしておくのは、お酒との付き合い方としては、もっとも好ましい方法と言えるでしょう。
でも、そんなことを言われても、もうお酒を好きになってしまった! ストレスが多くて、お酒を飲まずにはいられないという方は、以下にあげる5つのポイントを守って飲むことをおすすめします。

①適量を守る

肝臓に負担にならない程度の「適量」を守るのが大切です。
1日の適量とされているのは以下のとおり。

チューハイ 500~520ml (1.5缶)
ビール 500ml (中瓶1本)
ワイン 180ml (1/4本)
日本酒 180ml (一合)
焼酎 110ml (0.6合)
ウィスキー 60ml (ダブル一杯)

食事どき、これくらいの量を嗜む程度であれば、今後もお酒と上手につきあっていけるでしょう。
適量であっても、毎日ではなく、週に2回は休肝日を設けるのが望ましいとされています。

②ゆっくり飲む

アルコールデビューしたばかりの若者がよくやらかすのが、一気飲みによる急性アルコール中毒です。アルコールの分解にはそれなりの時間がかかります。自分の身体のペースに合わせ、ゆっくりと飲むのが、上手な飲み方のコツです。

③空腹に飲酒はNG

会社帰りに飲みに行くときなどは、「駆け付け一杯!」などと空腹にビールを流し込むこともあるでしょうが、これも本当はやめておいた方がよい習慣です。
効率よく酔うことは出来ますが、消化器官にはよくありません。事前に何か入れておくと、ちょうどいいペースでほろ酔いをキープすることが出来ますよ。

④同時に水を摂取する

焼酎やウィスキーなど、強いお酒を飲むときには、必ずお水と交互に飲むようにしましょう。強いお酒をそのまま飲むと、アルコールの分解スピードが追い付きません。
アルコールの影響で便秘を起こすこともありますので、その予防としても、適度な水分の摂取が有効です。

⑤断る勇気を持つ

かつては、お酒の飲めない人を下に見たり、酒席で飲むことを強要するような風潮がありましたが、今はもうそんな時代ではありません。
お酒に強い弱いというのは体質の問題であって、根性でどうこうなるようなものではありません。無理をして飲めば、健康に問題が生じることは、再三述べている通りです。
飲みたくないのに、飲むことを促されるような場合には、「あまりお酒には強くないので」とか、「ソフトドリンクで!」ときっぱり断る勇気を持ちましょう。
酒席では、それぞれ自分の好みに合わせて楽しむのが暗黙のマナーです。無理強いしてくるような無粋な輩は、その程度の人間なので、相手にすることはありません。
お酒が本当に好きな人は、飲めない人に強要したりはしません。飲む相手を選ぶのも、美味しいお酒を楽しむためのポイントです。

自分の体質を知るためには


さて、自分自身は一体お酒に強い体質なのか、それとも弱い体質なのか、知りたくなった人も多いのではないでしょうか?
飲むと顔が赤くなる人、しばらく飲まずにいると弱くなる人は、「本来は弱いが耐性がついた」タイプと考えていいでしょう。 しかし、長年の飲酒習慣ですっかり慣れてしまい、どちらか分からないという人もいるでしょうね。
自分が生まれ持った体質をはっきり知る方法があります。
それは、パッチテストと遺伝子検査です。

①アルコールパッチテスト

アルコールを皮膚に塗布し、反応を見るテストです。
1.消毒用のアルコールをパッチテープに塗り、二の腕の内側に貼ります。
2.7分後に剥がして、アルコールと接していた部分の皮膚の色を見ます。
3.さらに10分後の皮膚の色を見ます。
テープを剥がした直後に赤くなったら、飲めないタイプ。
10分後に赤くなったら、分解能力の弱いタイプ。
まったく色が変わらなかったら、強いタイプです。

②アルコール感受性遺伝子検査

このテストは、自分の細胞を提出し、DNA検査をしてもらうものです。
体質だけでなく、アルコールを飲み続けるとどういった健康障害が起こる可能性があるかなど、詳細な情報を教えてくれるサービスです。
口の内側の粘膜を提出するタイプや、切った爪を送るタイプなど、会社によって様々ですが、いずれも手続きは簡単です。
2500~5000円程度の価格設定で行っている会社が多いようです。
こうした検査で、自分の体質を把握しておくのも、お酒と上手につきあう上ではいいことかもしれませんね。

まとめ:自分の体質を理解して「適正飲酒」を心がけよう


如何でしたか?
社会生活の様々な場面で登場するお酒。うまくつきあうためには、自分の体質を理解して、適切な量の飲酒が不可欠です。
お酒に弱い人は、決して少数派ではありません。無理をせず、自分に合った飲み方を守って、上手につきあっていってくださいね。

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